トレーサビリティーとは?

少し前の狂牛病(BSE)問題の時に、トレーサビリティという言葉が話題となりましたね。

また、BSE以外でも産地偽装問題や食品アレルギー問題、偽装表示、遺伝子組み換え作物、有機農産物など、様々な問題で注目されるようになりました。

もちろん、食材宅配でも注目されているのですが、このトレーサビリティとはどのような意味なのか知っていますか?

トレーサビリティ(traceability)とは
「跡を尋ねることのできる、突きとめられる』と言う意味の言葉です。

日本では製品の生産段階から最終消費段階、あるいは廃棄段階まで追跡できる品質管理の仕組みのことを指すことが多いです。

この仕組みに注目が集まったのが2003年末に発生したBSE(狂牛病)問題です。

BSE問題に関連して、2003年6月に「牛肉の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法」(牛肉トレーサビリティ法)が制定。2004年には流通段階についてトレーサビリティの導入が義務づけられるようになりました。

また、この影響を受けて牛肉以外の食材にもトレーサビリティを導入する傾向が高まったのです。

今ではこの仕組みのおかげで、食品の生産や流通ルートをさかのぼることができ、生産の段階でどのような飼料を使ったのか、農薬を使ったのか、加工段階の管理はどうなっているのか?などを知れるようになりました。

つまり、何か問題が起こったとしても、いち早くその原因を調べ、解決することができるようになったのです。

しかし、このトレーサビリティは食品の安全性を直接的に保障するものではないということは覚えておいてください。あくまでも調査ができるようになっただけであり、問題が起こる可能性はゼロではないのです。

ですが、すべてが隠されているものよりも、はるかに信頼性、安心感が高まったことには違いありません。

私たち消費者には、商品を選択する権利があります。食品の安全性を高めるためにも、安心して信頼できるものを手に入れるためにも、トレーサビリティの情報はきちんと知っておくべきことの一つなのです。